グラフィックデザイナーをしています。日々気になるコト、モノ、ヒトなど綴っています


by monaca-333

悲しい別れ

今日11時40分、おばあちゃんの家で、

同居している叔父と叔母が飼っていた、犬の「めい」が、天国へ旅立った。

15年のいのち・・・、人間でいうと76歳くらいにあたる。

赤ちゃん犬の頃から飼われた「めい」、

犬社会でほとんど生活をしていないせいか、まるで人の子のような感じだった。

まさに家族の一員・・・。私にとっては姪っ子の「めい」だった。

ひょっとしたら、人間よりもプライドが高い・・・そんな「めい」。

足が動かなくなっても、立っているのが精一杯でも

最後まで、ぜったい恥をさらさない・・・。

そんな気高い「めい」の姿が、

なんだか私に強く生きる様を教えてくれたようだった。

涙が止まらない・・・。

飼い主であった彼女のパパとママは、彼女を人の子のように全身で愛した。

そんな二人のもとで育った彼女の一生は、きっと幸せだったと思う。

なぜって彼女の亡き顔は、優しく微笑んでいたから。

そして彼女の妹犬でもある「らん」。彼女にも「めい」の死がきちんとわかる。

私たちと同じくらい悲しくてしかたないのだ。

たくさんの癒しを、「めい」からもらった15年。

感謝の気持ちでいっぱい。

悲しい別れ_c0193887_2021557.jpgそして多くの人から愛された「めい」。

彼女の棺となる箱にはたくさんの愛が描かれた。

そして送り出す時には、たくさんの花に飾られ

その姿があまりに美しく、

しっかり目の奥に焼き付いている。

きっと今頃、天国のおじいちゃんに

可愛がってもらっているに違いない。

おじいちゃん、「めい」をよろしくね。
by monaca-333 | 2009-02-08 11:40